気づきをくれた言葉たち その2
2013.03.13 12:00|ワタシのこと|
3・11から2年経ちました。
大震災の後、お坊さんの小池龍之介さんの書いた、
「心に突き刺さった第二の矢を抜き去るために」
のエッセイから、私は気づきを頂きました。
生じてしまった災いの事実を、ただ出来事として受け止めて
「嘆かわしい」という加工をおこなう心をストップしてあげれば、
たとえどんな状況であっても、心の騒ぎは静まります。
釈迦=ブッダの言葉を引くなら、第一の矢が刺さっても、
第二の矢が心に刺さることは防げるのです。
私たちが何らかの精神的ダメージを受けるとき、
それは必ずと申してもよいほど最初に受けた被害に対して、
心が「とても自分をおびやかす、よくないものだ」
と情報加工することによって成り立っています。
最初の被害に対して、心の中でおこなう否定的感情によって、
それが強烈な二次被害の化け物となって私たちをおびやかし、
苦しめるのです。最初の被害状況が同じレベルだとしても、
この否定的感情による二次被害を起こす度合いが大きいほど、
私たちは致命的な状況へと追い込まれてしまいます。
**小池龍之介さん「心に突き刺さった第二の矢を抜き去るために」より**
(全文を読むには、文字をクリックしてください)
内容には賛否両論あるようですが、
震災直後に、これを書いて世間に出すことは、
とても勇気が必要だっただろうと、私は心から敬服しています。
放たれた矢を受けたとき、
まず誰でも「痛い!」って思います。
そして「誰だ!?この矢を撃ったのは!?」と瞬時に、
怒りの2次感情(加工)が始まります。
「おまえか!?なんで撃った!?許さない!」
と、3次加工。
「チクショ~!おまえも同じ目にあえばいい」
と、4次加工。
5次、6次・・・と、次から次へ怒りの感情のスパイラルに巻き込まれます。
これを1番最初の「痛い!」だけで終わらせるのです。
その訓練には、日々の瞑想(自己観察)が有効です。
怒りの感情がどこから始まったか、
ひとつめ、ふたつめ、みっつめ・・・と、
湧き上がってエスカレートしていく、怒りの感情を数えてみます。
知らずに、すごい数を加工している自分にびっくりします(笑)
「痛い!」はピュアで、自分の身を守るために必要な機能です。
「誰だ!?この矢を撃ったのは!?」の2次感情以降は、
ただのエゴです。負のエネルギーを吐くように仕向けられた洗脳です。
地球に生まれて与えられた肉体には、
もれなく自己防衛機能がついてきますが、エゴはついていません。
エゴは育った国の、その文化、習慣、政治、家庭環境などによって、
幼い頃から刷り込まれている洗脳だと思います。
このエゴは、先に書きましたように、日々の瞑想(自己観察)
の訓練によって取り除く事ができます。
あ、でも、この訓練は簡単ではないです。
だって、長期間吐き続けていた負のエネルギーが必要な闇は、
なんとかして、私たちに負のエネルギーを吐き続けてもらいたいと、あがきます。
自己観察が上手く行かない時、分かっているのにまた怒ってしまった時、
自身を責めて落ち込ませるという方法で攻撃してきますので、
そんな時こそ、
「まだまだ完璧じゃないけど、少しでもやろうとしただけ自分エライッ♡」と、
自分を褒めちぎってあげてください。
赤ちゃんが何かできるたびに、
大げさに褒めちぎってあげるような感じで。
私の中には、まだまだ大量のエゴがこびりついて残っていますが、
それでもこの訓練から、今までの経験と知恵を持ったまま、
気持ちがどんどん、幼かったころのピュアな状態に戻っていくように感じます。
大人の知恵を持ちながら、子供の視点で人生が楽しめるので、
毎日ワクワクの連続です。
エゴから解放されるたびに、新しい世界が開けていきます。
*****************
こんな私のヒーリング&催眠療法に、ご興味がある皆様からの、
ご連絡をお待ちしております♪
詳しくは「セッションのご案内」をご覧ください。
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大震災の後、お坊さんの小池龍之介さんの書いた、
「心に突き刺さった第二の矢を抜き去るために」
のエッセイから、私は気づきを頂きました。
生じてしまった災いの事実を、ただ出来事として受け止めて
「嘆かわしい」という加工をおこなう心をストップしてあげれば、
たとえどんな状況であっても、心の騒ぎは静まります。
釈迦=ブッダの言葉を引くなら、第一の矢が刺さっても、
第二の矢が心に刺さることは防げるのです。
私たちが何らかの精神的ダメージを受けるとき、
それは必ずと申してもよいほど最初に受けた被害に対して、
心が「とても自分をおびやかす、よくないものだ」
と情報加工することによって成り立っています。
最初の被害に対して、心の中でおこなう否定的感情によって、
それが強烈な二次被害の化け物となって私たちをおびやかし、
苦しめるのです。最初の被害状況が同じレベルだとしても、
この否定的感情による二次被害を起こす度合いが大きいほど、
私たちは致命的な状況へと追い込まれてしまいます。
**小池龍之介さん「心に突き刺さった第二の矢を抜き去るために」より**
(全文を読むには、文字をクリックしてください)
内容には賛否両論あるようですが、
震災直後に、これを書いて世間に出すことは、
とても勇気が必要だっただろうと、私は心から敬服しています。
放たれた矢を受けたとき、
まず誰でも「痛い!」って思います。
そして「誰だ!?この矢を撃ったのは!?」と瞬時に、
怒りの2次感情(加工)が始まります。
「おまえか!?なんで撃った!?許さない!」
と、3次加工。
「チクショ~!おまえも同じ目にあえばいい」
と、4次加工。
5次、6次・・・と、次から次へ怒りの感情のスパイラルに巻き込まれます。
これを1番最初の「痛い!」だけで終わらせるのです。
その訓練には、日々の瞑想(自己観察)が有効です。
怒りの感情がどこから始まったか、
ひとつめ、ふたつめ、みっつめ・・・と、
湧き上がってエスカレートしていく、怒りの感情を数えてみます。
知らずに、すごい数を加工している自分にびっくりします(笑)
「痛い!」はピュアで、自分の身を守るために必要な機能です。
「誰だ!?この矢を撃ったのは!?」の2次感情以降は、
ただのエゴです。負のエネルギーを吐くように仕向けられた洗脳です。
地球に生まれて与えられた肉体には、
もれなく自己防衛機能がついてきますが、エゴはついていません。
エゴは育った国の、その文化、習慣、政治、家庭環境などによって、
幼い頃から刷り込まれている洗脳だと思います。
このエゴは、先に書きましたように、日々の瞑想(自己観察)
の訓練によって取り除く事ができます。
あ、でも、この訓練は簡単ではないです。
だって、長期間吐き続けていた負のエネルギーが必要な闇は、
なんとかして、私たちに負のエネルギーを吐き続けてもらいたいと、あがきます。
自己観察が上手く行かない時、分かっているのにまた怒ってしまった時、
自身を責めて落ち込ませるという方法で攻撃してきますので、
そんな時こそ、
「まだまだ完璧じゃないけど、少しでもやろうとしただけ自分エライッ♡」と、
自分を褒めちぎってあげてください。
赤ちゃんが何かできるたびに、
大げさに褒めちぎってあげるような感じで。
私の中には、まだまだ大量のエゴがこびりついて残っていますが、
それでもこの訓練から、今までの経験と知恵を持ったまま、
気持ちがどんどん、幼かったころのピュアな状態に戻っていくように感じます。
大人の知恵を持ちながら、子供の視点で人生が楽しめるので、
毎日ワクワクの連続です。
エゴから解放されるたびに、新しい世界が開けていきます。
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